カベルネ・ソーヴィニヨンなどスター品種の交配親がカベルネ・フラン。フランスのボルドーに定着、世界で新たなブームに。
フランス・ボルドーで定着した赤ワイン用品種、カベルネ・フラン(Cabernet Franc)。最近の研究では、原産地はスペインのバスク地方であるとされ、カベルネ・ソーヴィニヨンやメルローなどのスター品種の交配親としても知られている、歴史あるブドウです。涼しいエリアでも完熟する早熟な品種なので、世界でも幅広く栽培されています。木イチゴやチェリー、ピーマンを思わせる清涼感があり、心地よい酸味を感じる軽い味わいが特長。また、近年では食のライト化が進んでいるため、タンニンが少なめでライトな感覚で楽しめるカベルネ・フランとのペアリングも人気になっており、その需要が高まってきています。
高温･多湿の日本の気候にも強い有望品種、カベルネ・フラン。栽培面積も増加の傾向。
病気にも強く、高温多湿なエリアでも比較的育てやすいカベルネ・フラン。山梨県を中心に、質の高い果実が収穫されるなど、日本にも定着しつつあります。また、冷涼な気候でも育てやすいため、山形県や新潟県などでも栽培に取り組むワイナリーが増えてきています。エレガントで上品な軽さや香り高い特長を活かし、ブレンドに使われることも。日本食と合わせやすい傾向があるのもメリットで、これからさらに栽培面積が増えていきそうな、注目の品種です。
※左から1番目の画像はイメージです。「カベルネ・フラン 2019」は完売しました。
※左から2番目の画像はイメージです。「鎧塚アミュレット 2017」は完売しました。
写真左から：
カベルネ・フラン 2019/SOLD OUT
鎧塚アミュレット 2017/SOLD OUT
鎧塚スパークリング 2016/11,110yen(税込)
カベルネ・フラン 2020/16,500yen(税込)
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